2012年9月24日月曜日

捨てる畳を分解してみると、、、


あるお家の畳替えをしてまいりました。
今ある古い畳を捨てて、新しい畳に入替です。

畳替え自身は、無事に完了したのですが、
問題なのは、古い畳。

中身を何気なく見てますと、
畳の芯材にあたる木質ボードと、
厚みを増すために発泡スチロールのようなもの。
配合は1:4かな?

ん?んん??んんん???


発泡の方が様子が変です。
何か継ぎ足してるような、変な感じ。

試しに分解してみると、、、


なんと、使い古しの襖で出来ていました!

安物の襖の中には、プレハブ用といって、
芯材が発泡スチロールで出来た、
いわば使い捨ての襖があるのです。

古くなって捨てられたプレハブ襖を
畳の芯材として、再利用してたんですね。


エコにリサイクルするなら、
ちゃんと分別して、再加工して欲しいところ。

新築の畳の中が、ゴミだったら、正直ショックです。
こういう家は、他にも、ヨソの廃棄物が使われてるんでしょうか?
それ以前に、有害物質と疑われてる、発泡フォームは、そろそろ使わない方がいいと思うんですが。

値下げ競争の弊害なのでしょうか?
ここまでヒドイのははじめて見ました。